暗雲少し去る(メルマガバックナンバー)

発達障害の子供の育児、療育、学校生活について書き綴ったメルマガ「のーんびりんぐ通信 54号」のバックナンバーです。


前回は、療育での息子の悩ましい様子をお話させていただきました。

その後、療育では落ち着いて取り組めたのですが、学校からの電話はほぼ毎日という状況で、とてもショックなことがありました。クラスのお友達に関わることです。

以前にも一度謝罪させていただいたお友達です。周りのお友達絡みの連絡はほぼなくなり、落ち着いてきて少し安心していた頃のことでした。前回もかなりの時間をかけて話し、もう絶対しないと約束し、猛省の様子も伝わったので信じました。(詳細はやはりここではお話できなくて申し訳ないのですが、暴力などではありません)

私がショックなことよりも優先すべきは相手への誠意や謝罪なので、自宅まで息子と行こうと思い、一旦落ち着いて頭の中を整理しました。
そして、息子とパパ、私で話しました。

事実確認をしようと息子に聞くと、前回の猛省とは明らかに態度が違うのです。よくよく聞いてみると、やっていないというのです。もちろん我が子を信じてあげたいですが、先生が電話をくださるとうことはやはり何かあるだろうと思いました。

何度も本当か確認し、息子の表情からも嘘ではないと確信できたので、自分から先生にやっていないことをお話するように促しました。

どうやら、息子の周りにいたお友達が先生に言ったことから、(詳しくかけずごめんなさい)先生はお友達の言い分だけを聞いて、息子は何も言えなかったというのです。
息子の整理のためにも、連絡帳に詳細を確認しながら書かせました。

そして次の日、息子は先生に連絡帳を見せて話し、その後で相手のお友達も交えて話す時間を設けてくださり、無事に誤解が解けたのです。

この時の、先生の対応にはもやもやしたのですが(決して悪口ではありません。その時に感じた率直な気持ちです)一度やってしまったことは事実で、息子が今回も疑われたとも考えられます。
息子にも疑われた原因を再度話し、今回はしっかり話してくれたから誤解が解けたけれど、やっていないことはその場できちんと言うように伝えました。

疑いは晴れたものの、他の親御さんの視線が恐怖でした。決して保身に必死になったわけではありませんが、息子が更にレッテルを貼られてしまうのではという不安が大きかったです。
幸い、クラスのお友達はこれまで通り接してくれました。感謝しかありません。

その後、息子は少し落ち着き、電話の頻度は若干減ったように思います。
先生に対しては不信感が出てきてしまったようです。(あくまで、当時の心境を事実として書いています。決して先生を責めるつもりはありません。)

そしていよいよ三年生の終業式。なんとか大事はなく、無事に三年生終了です。

春休みで完全にリセットをして、新たな気持ちで四年生を迎えようと決意しました。息子との時間を作って息子の話をしっかりと聞いて、発散してもらうことにしましいた。

妹はパパとお出かけしている間に、私は息子とボウリングで大はしゃぎしました。(母ちゃんが・・かもです 笑) キッズレーンにしたので、ノーガターです。(息子は初めてボウリングだったのと溝掃除が得意な母ちゃんもストレスフリーで目いっぱい楽しめました 笑)

春休みは息抜きを大切に、やることはちゃんとやって、息子も完全にリセットできたように思います。

そして無事四年生になりました。また長くなりそうなので、次回にお話したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

まだまだ暑さは続きそうですので、しっかり水分糖分補給を忘れず、休憩も忘れず元気にお過ごしくださいね。


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