三年生 少し暗雲が(メルマガバックナンバー)

メルマガ「のーんびりんぐ通信 52号」のバックナンバーです。


前回は療育で調理に入ったことをお話しました。今回は調理の続きを少しと、また学校生活に話を戻してお話したいと思います。

息子は食べることが大好きで、調理はすんなり入れました。

前回は息子が初めて作ったおいしいおにぎりをいただき、ニヤニヤが止まらなかった母ちゃんですが、二回目の愛情おにぎりをいただきます。課題の段取りをスムーズに行い、おにぎりの形を整えることを見事クリアし、おにぎりは合格できました。母ちゃんまたまた最高のおにぎりをいただきました。準備もさくさくこなし、得意気におにぎりを握っている息子を見ていて誇らしく思いました。

これで家でもおにぎりを作ってもらおうという、母ちゃんの期待は残念ながら届きませんでしたが、一人でおにぎりを作っている息子を見られたことはそれ以上の嬉しさがありました。
療育のお話はまた次回以降にさせていただくことにし、学校生活に戻したいと思います。

二学期に入り、新しいクラスにもすっかり馴染んでいました。安心していたのですが、先生からの電話が増えていきました。お友達の親御さんに謝罪の電話をしたり、学校に出向き担任の先生や保健室の先生とお話したりすることもありました。

三年生進級時の保護者会では、子どもたちもさらに自我が大きくなり反抗期等で親や周りのお友達ともぶつかる時期だというお話がありました。

ある程度の想定と覚悟をして息子と向き合っていたつもりですが、自分が知らない学校にいる時間での息子の行動がとてもショックでした。暴力や何かを弁償という話ではありません。
詳しい内容についてはお話できない(申し訳ありません)のですが先生の対応にも疑問を抱きました(個人の感想です)。

事ある度に相手の親御さんとお話し、どの方も感じの良い対応で今後ともよろしくお願いしますとまで言っていただき、感謝しかありませんでした。息子とは時間をかけて話し、もう絶対しないと約束をするけれど、またすぐにやってしまう、の繰り返しでした。

相手のお子さんや親御さんへの対応はもちろん最優先ですが、同時に息子に向けられる周りの視線も怖くなっていきました。親御さんと顔を合わせる保護者会や学校公開に行くのも恐怖になり、距離を置きたいと思いました。息子とどうやって向き合うべきか模索の日々でした。自分勝手ではありますが、毎日息子のことで頭がいっぱいで、電話にびくびくしていました。

今日電話がなかったから何事もなく一日終わったと喜んでいたら、パパが仕事中に電話を受けることもあり、余計不安になりました。(自分が被害者のような感覚では決してありません。ただ純粋に息子のことで悩み、精一杯でした。)

三学期になると、授業中も落ち着きがないので一度学校に様子を見に来てくださいと担任の先生から言われ、授業を見に行きました。もちろん息子には内緒です。(息子にはクラスのお友達経由でバレていたようです。母ちゃん甘かったです。そして息子の信頼を失うことは絶対あってはいけないので、別件で先生に用事があって、早い目に学校に着いたから廊下で待っていてと言われて待っていたといって納得してもらいました。)

学校に行くと、息子は拍子抜けするぐらい落ち着いていたのですが、その後も先生からの電話はとまらず(嫌な言い方してごめんなさい。事実として書かせていただきます。)、学校だけでなく療育にも影響していくことになります。

長くなりそうですので、また次回お付き合いをいただきたいと思います。

暑い日が続きますので、水分とご褒美を忘れず体調に気をつけてお過ごしくださいね。


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