水嫌いその後(メルマガバックナンバー)

メルマガ「のーんびりんぐ通信 42号」のバックナンバーです。


前回は小学校生活の始まりから、水泳授業、そして水嫌いな息子への自己流水克服プラン(大層なタイトルをつけてしまいごめんなさい 笑)についてお話しました。
今日はその続きからお話したいと思います。

克服プロジェクトにより、水の攻撃にもある程度耐えられるようになった息子でしたが、初めての水泳授業の日、先生からお電話をいただきました。
私が不在でパパが対応してくれたので後に話を聞きました。

先生が、「今日、水泳指導の初日でした。〇〇(息子)君は、頑張ってはいるのですが、すぐにプールサイドに上がろうとして怖がっているみたいなんです。」とおっしゃるではありませんか!

え?そんなはずはない!自己流プランは大成功と、自負していた母は、すぐに先生のお話を信じられませんでした。(先生ごめんなさい)
パパもこれまでのお話をまとめて伝えてくれたようです。

そして、先生には、家でもゆっくり息子と話すので、もしプールサイドに出てしまったらプールに戻るように声掛けをしていただきたい旨をお願いしました。(もちろん、他のお子様と同じ立場なので息子にだけ特別にというニュアンスではありません。息子につきっきりになって欲しいというわけではないことは伝えました。)

先生はすぐに理解してくださり、こちらが時間のある時にプールでの様子を見に行くことも許可してくださったようです。一度見学に行くことも考えたのですが、先生のお話からプールの授業で息子が他のお子様に迷惑をかけていないことを確認できたので、学校公開以外で見に行くのはやめました。

そして息子と話しました。学校のプールは外にあるし、かかる水も多いからつい逃げてしまうと言います。もちろん息子の話は受けとめました。

そして、家でも耐水プログラムは(また大それたネーミングでごめんなさい 笑)続けていくことを約束しました。学校では「ごんざぶろう」術(全国のごんざぶろう様ごめんなさい。そして感謝しています)は何回使ってもいいからにプールから出ないように頑張ってみようと話しました。そして、それがクリアできたらスイミングスクールでも級が上がってかっこよく泳げるようになっていくよと言うと、息子は笑顔で納得してくれました。

これはその後の息子からの情報ですが、プールサイドに逃亡状況(息子よ、母のネーミングセンスを許してくだされ 笑)は徐々に頻度が下がり、夏休みまでにはほぼなくなったようです。プール楽しいとも話してくれるようになりとても嬉しかったです。

スイミングスクールも喜んで通えていたので、欲張りな母は、息子がキャンプのようなアウトドアを満喫できたらもっと楽しめるのではないかと考えたのです。(欲張りというか単純すぎ 笑)

スイミング教室で待っている時に、サマーキャンプの募集チラシが目についたのです。川遊びはもちろん、ラフティングもオプションで選べます。きれいな自然を満喫できて、水環境も最高となれば参加させない理由はないと母一人で大張り切りです。

参加条件を見ると、〇級(教室のテストで)以上のような記述もなく、小学生以上はクリアしているのでよし!とまたまた突っ走る母。まずは息子に聞いてからにしよう。

息子が嫌なら話は終わりと言い聞かせて落ち着いて(なぜ母がここまで高ぶる?? 笑)、チラシを見ながら息子に話始めました。この時、息子はスイミングスクールで一番下から2番目の級に上がったばかりでした。

そして息子の反応は、ドキドキドキドキ・・・一言「キャンプ行きたい!」でした。

母、心の中でよっしゃ!とガッツポーズでした。決して洗脳したわけではないですよ(笑)。本当に。
そしてなんとなんと、オプションのことを話すと、息子は「ラフティングやってみたい!」と言うではありませぬか!

体験して欲しい思いはあったけれど、急流をものすごいスピードで水しぶきをあげながら川を下る様子の写真を見たら、さすがに息子がYESということはないだろうとあまり深く考えてないようにしていました。
それなのに、やりたいとはとてもとても嬉しいびっくりでした。もちろんやらせてあげることにしました。申し込み受付まで少し日があったので、気が変わらないか心配でしたが無事に申し込みが完了しました。

ところが、ちょこっと暗雲襲来。電話で申し込みをして1分もたたないうちに、スクールのコーチから電話がかかってきたのです。
息子の水嫌いを知ってくださっていたコーチは、心配のお電話だったようです。「〇〇くん、大丈夫ですか?しかもラフティングともなると今の状態(一番下の級の次)では心配です。」と。

これは一大事です。親は行かせたいけれど不安で、コーチに相談したら大丈夫ですよみたいなパターンは聞いたことがあります。これは逆パターンです。やはり、母が突っ走った結果こうなってしまったと少しテンションが下がってしまいました。

しかし、コーチの先生たちは多くのお子様の安全を確保してキャンプを遂行しなければいけません。母の思い上がりを反省し、キャンセルを伝えようとした時、コーチが「〇〇君は、納得しての参加ですか?お母様もそれでよろしいですか?」と再度聞いてくださったので、息子の意志で、両親とも行かせたい旨を力説しました。(もちろん迷惑をかけるようならキャンセルも考えました)

コーチにもご理解いただき、あとは参加を待つのみになりました。ここまで気にかけていただいたことに今でも感謝しています。

同じスクールに通っているお友達も一緒に参加することになり、息子もキャンプを楽しみにしていました。
初めてのキャンプでもあったため、準備も息子主体で進めていきました。

そして当日になりました。

また長くなってしまったので、続きは次回以降にお話したいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。


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