呼びかけの次、超自己流な特訓が続く

やはり2歳半頃のこと。

たどたどしいながらも日々ずんだ君との会話も楽しみながら過ごしていた。

でもなんか違和感が・・・なんやろ・・・
そやっ!
ずんだ君は「うん!」ということがなかった。

例えば、

おかん:寒くない?

ずんだくん:さむくない

おかん:バナナ好き?

ずんだくん:バナナ好き

オウム返しではなかったので、最初はあまり気にしていなかった。

けれど「うん!」で済むなら短くしたらええやん!

そのほうが会話らしいやん!

よし、やってみよう!

ずんだくんは「うん」を知らないだけかも。

 

さーて、へっぽこ特訓のはじまり~

 

おかん:寒くない?

ずんだくん:寒くない

ってそりゃ、答える。

そこで強引なおかんは、つべこべはやめて

「お母さんの真似っこしないで、うん!と言ってみよう!」と。
そしてもう一度、二度、三度、、、、
「お母さんの真似っこしない」
「うん!と言ってみよう!」と、
ずんだ君が同じことを言ったら、その都度根気よく伝えた。

何度目ぐらいで言えたかは覚えてないけれど、練習を重ねたら「うん」が出るようになった。

なんか好き? と聞かれて無理やり、「うん」と言わされた、ぐらいたどたどしい「うん」だったけど。
言えたときは、「そう!今のグーだよ!(ちょうどエドはるみさんがグーグー言ってたので)」とほめてあげた。

すると、ずんだくんも喜んで「グーググー」と、私よりも、はるみさんっぽくいいながら笑っていた。

「お母さん」と呼びかけるよりも時間がかかったけど、質問を変えながら「同じことは言わない、うんだよ」と根気よく続けた。

何カ月かかかったけど、ようやく「うん」が自然になった。

グーググーにはお世話になった。

ずんだくん、おかんによく付き合ってくれた。

 

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