発達障害の子供の育児、療育、学校生活について書き綴ったメルマガ「のーんびりんぐ通信 60号」のバックナンバー(抜粋)です。
前回は、五年生になり一学期を無事に終えたところまでお話させていただきました。
引き続き、学校生活や日々のことを綴っていきたいと思います。
夏休みはこれまでと違い、塾の夏期講習がありました。来年の受験に向けてお盆期間以外は週に4日通塾します。午前中に勉強の時間ができるため生活リズムが乱れることはありませんでした。
ただ、去年までと違いかなり詰込み過ぎのスケジュールとなっていたので、息子がストレスを抱えてしまわないか心配になりました。五年生の夏期講習では休みの期間もあるため、それでしっかり発散できる時間を作ろうと決めました。
発散プログラム一つ目は毎年恒例にしていたサマーキャンプです。
夏期講習の予定が分かった時点で、キャンプに申し込みました。初めての海でのキャンプで、シュノーケリングにも挑戦します。息子はこのキャンプを今まで以上に楽しみにしていました。準備もすっかり慣れ、一人でさくさくこなせるようになっていました。大きな成長です。
当日は笑顔で出発し、キャンプを存分に満喫して自信をたっぷりつけて帰ってきました。
初めてのシュノーケリングできれいな海を楽しんだり、泳いだり、海でのキャンプは最高だったようです。また行きたいとすぐにリクエストがはいりました。初めての経験で心配もありましたが、思い切って行かせてよかったです。
そして発散プログラムの二つ目です。
ちょうどお盆の時期が休みになっていたので、私の実家にじいちゃんばあちゃんに会いに行くことにしました。サマーキャンプの後ということもあり、孫の成長に驚くと同時にとても喜んでくれました。
他にも細かい発散プログラムを小出しにしながら、夏休みを過ごし二学期を迎えました。
二学期に入るとすぐに、水泳大会があります。息子はもう水嫌いではないので、すんなりこなすことができました。この日のためにスイミングにも通い、その成果を十分発揮できたと思います。
学校生活では、特にトラブルもなく二学期が無事に終了しました。
三学期は五年生で大大大イベントのスキー教室があります。ハードル高し!
私はスキー未経験で、家族で行こうという話にもならないのです。(私ができないので候補にすらあがりませんでした。息子よ、すまぬ。)
運動が苦手な息子が、苦痛な三泊四日にならないか、不安でたまりませんでした。
少し話は遡りますが、五年生でスキーがあることは以前から分かっていたので、事前にスキーを経験させておくほうがよいと考えたのです。が、あまり期間を空けないほうが感覚的に良いと思い、一年前になる四年生の冬休みにスキー教室ツアーに申し込みました。
初心者大歓迎のツアーでしたが、真に受けてよいのかと疑問に思いながら息子を参加させたのですが、これが大当たりでした。
同じグループのお友達は息子以外全員スキー経験者だったこともあり、インストラクターの方がほぼ息子につきっきりになって教えてくださったようです。
スキーを経験させることが目的で、慣れてくれたら十分と思っていたのですが、楽しさを覚えて帰ってきた時は、息子がとても頼もしかったです。
この日から、またスキーやりたい、五年生のスキー教室楽しみとよく口にするようになりました。
これでスキー教室の準備は万端です。行かせておいて正解でした。何より、息子が楽しんで参加できたことが最高の喜びでした。私の不安は杞憂に終わりました。
運動が苦手な息子ですが、二年連続でスキーを経験し、楽しみを覚え大きな自信につながりました。
あっという間に五年生が終わり、春休みに入りました。次は最高学年、六年生です。受験勉強もいよいよ大詰めです。
止まる気配がないので(笑)、続きは次回にしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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