いよいよ四年生(メルマガバックナンバー)

発達障害の子供の育児、療育、学校生活について書き綴ったメルマガ「のーんびりんぐ通信 55号」のバックナンバーです。


前回は三年生での悩ましい日々が若干落ち着き、春休みを無事に迎えられたところまでお話しました。

春休みに息子と二人の時間をつくり、じっくり話をしたことがよかったのかどうかはわかりませんが、息子は暗雲の日々が嘘のように、デトックス(息子よ、すまぬ。変な意味じゃないです 笑)され、完全にリセットできたように思います。あとは、しっかり準備を整えて新学期を待つのみです。

そして迎えた始業式。先生は男性で息子も喜んで帰ってきました。リセットされた状態で気持ちよく四年生がスタートです。

四年生になっても療育は継続で、月に二回早退になります。事前に連絡帳でその旨は先生に伝えていましたが、初対面は家庭訪問の日でした。

学校でも落ち着いて取り組めていることや、楽しく過ごせていることが分かり、嬉しく思いました。また療育で早退することもご理解いただきました。
先生は、必要な時は厳しく指導してくださる印象で、話の中から子供たちへの愛情も伝わってきて、心強かったです。

この頃、新たに始めた療育がありました。スポーツ療育です。月二回の療育でも体幹を鍛える運動はありましたが、スポーツに特化している療育ではなかったのですぐに体験申し込みをしました。

月二回通っている療育先で、他のお母さんが教えてくれた情報でスポーツ専門の療育があることを知り、飛びついたのです。もう感謝しかありません。

息子は運動が大大大の苦手です。なんとか克服させたいと考えましたが、一般的な体操教室はハードルが高すぎて、入会する勇気がでませんでした。スイミングスクール入会も考え抜いた末の決断でした。体操教室となるとそれ以上の決断が必要です。スポーツ療育なら構えることなく通えると思い、即飛びついたのです。

体験に行くと、みっちり一時間の療育内容で体幹やボールを使った運動、フラフープを使った運動などに参加し、息子のつまずき部分をしっかりと見てくださいました。
プロの先生はさすがです。(上から目線な言い方でごめんなさい。決してそんなつもりはありません。すべてが感動だったのです。)

先生が希望を聞いて下さったので、最終的な目標として二年後の運動会で組体操がこなせることとお伝えしました。体育の授業対策としては、跳び箱や鉄棒、その都度何か出てきたらいつでも言ってくださいとも言っていただきました。こんな心強いことはありません。

そしてその場で正式に入会し、早速翌週からスポーツ療育に通うことになりました。

週一回、一時間の療育です。もともとの場所もそんなに遠くはなかったのですが、ちょうど新教室の開校が決まっていて、そちらを勧めてくださいました。更に家から近くなり、いいことづくしでした。
療育では、他のお子さんと二人(時々三人)に先生も二人ついて下さり、とても手厚く指導してくださいました。

ペアになるお子さんとのやりとりもでてくるので、コミュニケーションも自然とでてきます。気を遣うことなくいられる時間で、息子も運動を全力で楽しんでいるのが分かりました。
スポーツ療育のお話はまた時々出てくると思いますので、今回はここまでにします。

学校生活では、まだ始まったばかりではありますが、先生からの電話もなく(変な言い方してごめんなさい)穏やかにスタートしました。すぐに運動会の練習が始まりましたが、特に問題なくこなし無事に終わりました。
三年生ではフラフープの壁にぶつかりましたが、今年はありがたいことに、壁にあたることなく終えることができました。運動会の後は、プールも始まりましたが、スイミングスクールのおかげもあり、特に問題なくこなせました。

長くなってきたので、次回は夏休みの恒例行事についてお話したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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