メルマガ「のーんびりんぐ通信 33号」のバックナンバーです。(2021年11月時点の内容です)
さて、前回は年中クラス最後の大きな行事、お遊戯会について親ばか全開なお話にお付き合いいただきました。
今回は、年長クラスになり、就学先検討のお話をしたいと思います。
いよいよ、幼稚園生活最後の年になりました。
満3歳児保育で入園して、悩むことも色々ありましたが、振り返るとあっという間に年長さんになったような感覚もありました。
いよいよ就学について本格的に考える時期になりました。
当初は通常学級を考えていたのですが、息子の居場所がなくなったり、他のお子さんとの差がありすぎたりで、担任の先生に迷惑をかけるようなら支援学級や介助の先生をお願いすることも視野に入れるようになりました。
療育先でも相談したのですが、先生もどちらがいいという話はなく、とにかく見学に行くことを勧められました。
そして学校公開が始まる頃、学区内の通常級と支援級をそれぞれ見学にいきました。
どちらも家からは近いので、息子にとっての良い環境で決定することになります。
近い日に公開があったのは、通常級の小学校でした。
土曜日に息子も連れてパパと3人で行きました。
まだ幼稚園の息子からすると、小学1年生のみんなが物凄くお兄さんお姉さんに思えました。
とても、1年後に息子がここに来ることは想像できませんでした。
たまたま、副校長先生が教室にいらっしゃったので息子のことをお話させていただきました。
発達障害と診断されていて、療育に通っていることや通常級か支援級かはまだ検討中であることなどをお伝えすると、「こちらでも受け入れはもちろん可能です。一度日を改めてお話させてください」と言っていただきました。
また別の日に、支援学級のある小学校の見学に行きました。
少人数で手厚い環境が整っていて、一人一人を先生が丁寧に指導されている印象を受けました。
また、通級の選択肢もありました。普段は通常学級に通い、決まった曜日(時間)に別の学校(同じ学校の場合もありますが、息子の場合は別でした)で療育と似たような内容をこなすという形態です。
ここは、入学以降でないと見学できないとのことで選択肢として頭に入れておきました。
6年間の息子の環境はとても大切で即決できずにいました。区役所の学務課の方や療育先の先生に見学に行ったことも伝えたうえで、何度も相談させていただき、学習面でのつまずきがあまりないことから、通常級に決めました。
そして就学時検診の際に再び、副校長先生とお話できる機会があったので、日を改めてパパも一緒に息子を連れて学校に伺いました。
校長先生と副校長先生と私たち3人でした。私は、初めて校長室に入り緊張でバクバクだったのに、息子はふかふかソファーに思いっきりくつろいでしまい更に凍りつきました。
先生の暖かい言葉で緊張もすっかりほぐれ、(ソファーでくつろぎはできなかったですが 笑)安心して息子を通わせたいと思えました。最後には校長先生から、「〇 〇 くん、4月に待ってるからね」と言ってくださり、私たちはホッとして帰ってきました。
決めたとは言え、先のことを考えると不安はありました。
息子はみんなと同じように日々こなせるだろうか、いじめられないだろうかなど考えれば尽きませんでした。
と、また止まらなくなってきたので今日はここまでにしたいと思います。
次回はまた幼稚園生活に話を戻します。
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