メルマガ「のーんびりんぐ通信」のバックナンバー(32号)です。(2021年 10月時点の内容です)
今回は、また幼稚園生活に話を戻したいと思います。
悔しい運動会(どこまでも引っ張る母ちゃんです)の後は、大きなイベントとして3学期にお遊戯会があります。1年の集大成ともいえる行事です。息子の出番はメインのお遊戯と全園児による合唱です。
余談にはなりますが、妹が満三歳で入園しているので、この年からは二人一緒に幼稚園です。
娘にとっても初めての行事で、親には感慨深いことばかりです。二人とも大切な子どもたちですが、ここでは発達障害の息子に焦点をあてて、お話していきます。
時々妹も登場しているので、一言付け加えておきます。
運動会後、1カ月ほどでお遊戯会の練習が始まります。息子の幼稚園での様子は相変わらずマイペースであまり人と絡むことはなさそうでしたが、療育にも通い始めていたので私も以前ほど気にすることはありませんでした。
とにかく本番まで練習をしっかりこなして、自信をもって迎えられるように見守っていこうと前より落ち着いた母ちゃんでいられました。カウンセリングの効果も絶大でした。
そしていよいよ本番です。
まずは、体調を崩さず本番まで過ごせたことで母ちゃんのミッションはクリア。運動会のような思いをさせたくなかったので(しつこい母ちゃんです)、当日の朝シンプルに伝えました。
今回もちょっとした被り物であらいぐまの耳としっぽをつけて踊ります。
「もし、耳やしっぽがはずれても拾わない。踊りは止めない。」と手短にわかりやすく伝えたつもりです。
そしてしつこい母ちゃんは、復唱させます(笑)。
母:耳が落ちたら?
息子:拾わない!
母:しっぽがはずれたら?
息子:拾わない!
母:踊るのは?
息子:止めない!
よし、OK! ばっちり!
そして出番になりました。復唱はしたものの、母はドキドキでした。
練習以上の力を発揮し、しかも笑顔で堂々としたダンスを見せてくれました。
このダンス、去年は異常にジャンプ箇所も多かったのですが、いつの間にかジャンプもマスターして自信たっぷりな姿は涙を抑えられなかったです。
今回、トラブルはなかったですが、可能性を考えるきっかけになった運動会は、とても貴重な経験として今回の自信に満ちたダンスにつながったと思っています。
親ばか全開なお遊戯会でしたが、息子は大きく成長しました。
またとまらなくなりそうなので、また次回にお話したいと思います。
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