発達障害の子供の育児、療育、学校生活について書き綴ったメルマガ「のーんびりんぐ通信 59号」のバックナンバー(抜粋)です。
前回は学校生活から少し離れて、息子の新たな挑戦として受験のお話をしました。
今回は、また学校生活について書いていきたいと思います。
怪しい雲行きを何度か乗り越え、四年生が終わりました。四年生の二月から受験対策としての塾通いが始まっていたので、春休みは塾通いも日常生活に加わり、息子にとっては斬新のようでした。
そしていよいよ五年生始業式。クラス替えがあります。息子は嬉しそうに帰ってきました。
クラスには、知っているお友達もたくさんいて安心しました。
担任の先生は、若くてとても熱心な男性の先生で、息子も喜んでいたのでホッとしました。
療育もこれまで通り、月に二回続けていたのですが、先生も快くご理解くださいました。
学校生活に加えて、週三回の通塾、月二回の療育、週一回のスポーツ療育と盛りだくさんなスケジュールでしたが、息子ともしっかり話して納得の上で決めたので息子から辛いと言ったことはありませんでした。(もちろん、行き詰った時はしっかり受け止めるつもりでした。)
中でも、スポーツ療育は、目いっぱい体を動かすので日々にストレス発散にもなっていたように思います。運動が苦手な息子ですが、療育に特化しているので息子が楽しみながら体を動かし、他のお友達とのやりとりも必然的に出てくるのでいいことづくしでした。
五年生になってすぐに面談がありました。先生には療育のことをはじめ、人とのかかわりが苦手なことや、運動が苦手で運動会が心配なことなどを話しました。
運動会で五年生はソーラン節を踊ります。たまたま担任の先生がソーラン節の表現担当とのことで、しっかり見させていただきますと言っていただき心強かったです。(息子を特別にという意味ではもちろんありません)
と運動会の前にもう一つ心配なことがありました。ゴールデンウィーク少し前に全校遠足があります。そこで、高学年と低学年がペアで手をつないで歩いて現地まで行きます。
改めて、上級生だと実感しました。息子は妹と手を繋ぐことはよくありましたが、どこかに連れていくという感覚ではなかったので、責任をもって下級生を連れて行くというのは初めてです。正直不安しかありませんでした。(息子よ、すまぬ)
息子には、責任重大な任務であることをしっかり伝え、相手の手をひっぱりすぎてもいけないことも併せて話しました。(どうすりゃええねん!とつっこまれそうですが、説明が難しかったです)きっとこれからこのような機会が増えるだろうし、その一歩と思い見守ることにしました。
そして遠足当日、息子は無事ミッション達成できました。笑顔で帰ってきました。また成長できました。次は運動会に向けての練習です。
五年生は、個人競技としては徒競走があり、クラス対抗は騎馬戦、表現はソーラン節があります。騎馬戦は、体格のいい息子は土台になりますが、敏速に動けるか心配でしたが、動く方向をきちんと指示を出してくれたのでなんとかこなせていたようです。
不安いっぱいの(母がね 笑)ソーラン節は、動きが難しいというよりハードだと息子が言っていました。確かに膝がやられそうです(それは、母ちゃんだけ 笑)。
できたらかっこいいと息子も言っていたので、一生懸命取り組めていたようです。
そして迎えた本番、とてもかっこいい姿を見せてくれました!親ばか全開です。涙こらえるのに必死でした。騎馬戦も足を引っ張ることなく動けていて一安心でした。
学年を重ねる度に達成感が大きくなっていきます。
大きな行事を終えると、息子の気が緩まないか気になっていましたが、一学期は無事に終わり一安心でした。
また長くなりそうですので、次回にしたいと思います。
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