メルマガ「のーんびりんぐ通信 36号」のバックナンバーです。
前回は幼稚園最後の運動会のお話をしました。入園して4回目の運動会は集大成でもあり、息子は大きく成長しました。運動会の後は、お遊戯会の練習にはいります。
園生活で最後の行事、お遊戯会について2回にわけてお話したいと思います。
年長クラスのお遊戯会はとにかく内容盛りだくさんで、息子にとっても難所がいくつもあります。
最初の出番は演舞で、男の子は袴をはいてセンスを持ってゆっくりとした演舞を披露します。あまり変化のない単調な音に合わせてみんな揃って動くのですが、とにかく体幹重視です。フラフラすると目立つわ、みっともないわで息子の課題そのものでした。運動会での組体操実績があったとは言え、時間が長いので集中力も心配でした。
二つ目は劇で、セリフはCDで流し体の動きを演じます。声に合わせて動きます。
三つ目は鍵盤ハーモニカの演奏です。年中クラスまでは年長さんが鍵盤ハーモニカを吹いて、他の園児たちはそれに合わせて歌うのでこれまでは息子も歌う立場でした。今度は演奏側です。全部で3曲ほど披露します。
幼稚園最後の大行事を成功で締めくくるべく、母も全力でサポートしようと決めました。(というより、母は口うるさすぎたかもしれません 笑)
お遊戯会本番は3学期ですが、冬休み前に保育参観があり、お遊戯会の通しを見ることができます。
そして参観日。
ここで本番に向けての課題と直面することになり、息子の全力サポートを誓った母ですが、周りのお子さんとの差がはっきりとわかってしまいショックを受けることになりました。
無意識のうちに、他のお子さんと比べてしまい勝手に辛くなっていました。できないことばかりが目についてしまい、少しも褒める要素を見つけられず最低な母でした。あの日の息子に謝りたいです。
この日は、他のママたちと子連れでランチの予定でしたが、とてもそんな気分になれず断ってしまいました。息子の好きなパン屋さんに寄って帰るだけで精一杯でした。
お遊戯会での課題ですが、最初に見た演舞の中にぎっしりありました。療育で体幹は鍛えられていると思っていたのと、運動会でも力を発揮できていたので、安心して見ていられると思っていました。ところが、始まってみるとあれれれれ??!!息子どうした?!!常に動きはふにゃふにゃ、止まるべき姿勢もおっとっと・・・となりしっかり止まれずで、自分の中でも顔が険しくなるのが分かりました。
この日は劇も全部見ることができたのですが、演舞の課題が頭を占領していたせいか、気になる部分はあるものの許容範囲とすることにしました。
この日、鍵盤ハーモニカ演奏の発表はありませんでした。
お遊戯会前の参観日は、ショックや焦り、腹立たしささえも感じてしまう時間となってしまいました。(息子が悪いと言うのでは決してありません。母の感情が突っ走ってしまったのですが、この時は冷静になれずにいました。)
この日から、冬休みを挟んで運動会までひたすらお遊戯会特訓が始まりました。長くなりそうなので、特訓~本番は次回にお話したいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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