中学一年生に (メルマガバックナンバー)

発達障害の子供の育児、療育、学校生活について書き綴ったメルマガ「のーんびりんぐ通信 68号」のバックナンバー(抜粋)です。


前回は小学校を無事卒業したところまでお話させていただきました。

卒業後は、中学校入学に向けて一気に準備を進めていきます。

制服も無事に届き、必要な買物も終え、入学式を待つのみとなりました。

この間に、習っていたピアノ教室の発表会がありました。先生は、受験であまり練習時間が取れないため、かなり早い目に楽譜を用意して下さっていたので余裕をもって準備することができました。

この発表会は、限られた時間の中で頑張ったことはもちろんですが、もう一つ嬉しいことがありました。

息子が終わりの挨拶をさせていただけることになったのです。特に事前に聞くことはしなかったのですが、本番もしっかり決めてくれました。中学生になる息子は、とても逞しく誇らしかったです。

中学校の入学準備にピアノ発表会と盛りだくさんな春休みも終わり、入学式当日になりました。

少し大きめの新しい制服を着た息子は、まだ幼さはあるものの、キリリと引き締まった表情をしていました。

学校までは、家から約一時間ですが、電車好きの息子にとっては超近場です。ラッシュも何度か経験しているので、通学は特に心配していませんでした。

同じ小学校のお友達はいないですが、塾で知っているお友達がいるので本人はあまり気にしていませんでした。新たなスタートにわくわくする気持ちの方が強かったように思います。

式が始まり、息子の名前が呼ばれました。ただ、呼ばれて返事をするというだけかもしれませんが、とても感慨深い瞬間でした。

担任の先生は、少々強面(先生、ゴメンナサイ)のガッチリ体形の先生で、この先生なら安心と直感的に思いました。先生は見た目とは裏腹に(またまた先生、ゴメンナサイ。担任になっていただいて心から感謝しています。)とても優しく温厚な先生で安心しました。

今日から中学生活が始まります。人付き合いが苦手な息子ですが、学校のことは聞くと(自ら発信はあまりないですが)楽しそうに話してくれていたので、見守ることにしました。

朝は六時起床でしたが、ブレずに自分で起きていたので、楽しく過ごしていると判断することにしていました。反抗期とは別だと思いますが、あまり口をきいてくれなくなり、母は寂しくなりました(笑)。これも成長の過程と言い聞かせました。

小学校の時とは違い、学校の先生に発達障害のことは特に伝えませんでした。トラブル等があってからでは遅いですが、息子ともしっかりと話していたので、それでも人に迷惑をかけてしまうことが起きた時には誠意をもって対処しようと考え、最初から伝えるのはやめておきました。(実際、六年間伝えることはありませんでした。)

生活環境がガラリと変わりましたが、息子が充実した学校生活を送れていたのは嬉しかったです。休みの日はほぼほぼ、電車三昧でした。行動範囲が一気に広がり、丸一日電車を乗りとおすことも多かったです。息子の趣味となり、休日も満喫していました。

欲を言うと、お友達とお出かけして欲しい気持ちもありましたが、楽しみを見いだせることは大切なので、プラスに考えるようにしました。

とまた暴走モードに入ってきたので、続きは次回以降にしたいと思います。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。


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