発達障害の子供の育児、療育、学校生活について書き綴ったメルマガ「のーんびりんぐ通信 67号」のバックナンバー(抜粋)です。
さて、前回は中学受験が終わり残り僅かな小学校生活に戻ったところまでお話させていただきました。
受験が無事終わり、嬉しい結果も受け取り息子はNOストレスだと思い込んでいたのですが、単純な母の思いはすぐに裏切られました。
夕方の恐怖の呼び出し音です。着信を見るとやはり学校からで、当然ながら良いことは言われません。
まだ、他害等のお話ではなかったことが救いでしたが、電話は一週間ほど続きました。
卒業までのあと40日が一気に長く感じました。
その都度しっかり話し、なんとか伝わったように思いました。(学校からの連絡がなくなったので、かっこよく卒業しようと言い続けたことをわかったくれたと母は信じることにしました。)
卒業が近づくにつれて、息子が大人っぽくなっていく気がしました。(はい、親バカ全開です 笑)
スーツも用意し、あとは当日を待つのみとなりました。(余談ですが、母は袴をはいて欲しかったのですが、即断られてしまいました)
そして卒業式当日。
朝から、これまでの出来事がかけめぐり涙腺がゆるみっぱなしでした。振り返ればあっという間の六年間でした。多くの学校行事に加え、時には特訓のような療育、受験等々、よく頑張ってくれました。息子には精一杯の拍手を送りました。
式が始まったとたん、一気にこみあげてきて涙がとまりませんでした。化粧トレ子は困るので、いつもより念入りに整えたのですが努力もむなしくそれ以上に号泣してしまいました。
息子が席から立ち、舞台に移動し、卒業証書を受け取り、また席に戻るまでをしっかりと頭に焼き付け、カメラにも収めました。感慨深い時間でした。息子の凛々しい姿に退場まで号泣が止まりませんでした。
式が終わり外でまっていると、息子が卒業証書を手に出てきました。
ここで少しだけ現実に引き戻されました。周りではお友達との思いで撮影タイムが繰り広げられています。あ、、、、、やはりこういう時間苦手です。そそくさ帰ればいいのかもしれませんが、それも不自然で私の気持ちの都合で息子を巻き込むわけにはいきません。
息子自身は特に気にする様子もなく、周りの動きに合わせるでもなく、私とパパが先生に挨拶をしている横にいました。
息子に、先生と写真とるかを聞くと、〇〇先生(息子が大好きな先生です)と言うので、順番を待っていました。息子自らお願いすると、先生は快諾して下さり無事に撮影がおわりました。周りの撮影会はまだまだ続いていいます。帰り方向に歩いている途中にクラスのお友達が何グループかに分かれて集合写真を撮っているのが見えました。
あ、、、、、息子はその中にいない、、、と悲観的になっていたら、なんとある男の子が「〇〇(息子の名前)も入ろう」と言ってくれたのです。もう嬉しくて嬉しくて、私が写真に写りに行きそうになりました(どんな話やねん 笑)。息子も喜んで走っていき、これがきっかけでどさくさに紛れて、何か所かで撮影に参加することができました。クラスのお友達、本当にありがとう!
感謝しかありません。
よかった!母ちゃんの勝手な現実引き戻され感で帰らなくてよかった!
そして、にこにこで小学校とさよならして帰宅しました。改めて卒業おめでとう。母にならせてくれてありがとう。本当は思いっきりハグしたかったけど、やはりさせてもらえませんでした(笑)
無事に小学校を卒業しました。いよいよ来月からは中学生です。また新たな環境で心配事はありますが、息子が楽しみにしているのが嬉しかったです。
話がそれますが、ここで今後の療育について少し触れさせていただきます。
これまで月に二回学校を早退して通っていた療育、初めての未知の中学校生活を考えると、まずは慣れることを優先させるべきと考え、定期的な通所はやめ、二、三カ月に一度療育先の先生と二時間程度面談(相談)できるというスタイルに変更しました。ただ、この面談は希望者がかなり多いため、確約ではないと言われていましたが(実際、中学生以降、一度も受けることができませんでした)、それでも相談できる心強さを持っていたかったのでこの方法に決めました。
そして週一回通っていたスポーツ療育、中学生になるとこれまでの場所とは変わり、学校からは若干遠くなりますが、週末なら通えるかと思い続けていく方向で考えていました。
中学生用の枠がただでさえ少ないうえに土日となるとすぐに入れる枠がありませんでした。
息子とも相談し、やはりまずは学校生活に慣れることを第一に考え、スポーツ療育は空きが出たら通うことにしました。(結局、空きは出ないままでした。)
また長くなりそうなので、話がそれたまま今回は終了したいと思います(笑)。次回は中学校生活についてお話させていただきます。。最後までお読みいただきありがとうございます。
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