メルマガ「のーんびりんぐ通信 48号」のバックナンバーです。
前回は息子への「発達障害」の告知についてお話させていただきました。告知といっても、障害という言葉は使わず分かりやすく、重い空気にならないように伝えました。息子の反応はというと、「ふーん」ぐらいな感じで(語彙力なくてごめんなさい 笑)、すんなり終わりました。そして、パパ作成の資料を渡しました。
私が、話した娘の反応もまだ幼稚園年長ということもあり、さらりと終わりました。息子にも娘にも決して悪いことではない、いいことは更に伸ばして、苦手なことは一緒に頑張っていくことを何度も伝えました。
そして二学期が始まり、最初の療育の日。
息子を迎えに行った時に先生に息子に告知をしたことを話し、その時に使った資料渡しました。すると先生から、クラスのみんなにもこの資料を見せてもいいですか?と聞かれ、もちろん了承しました。
そして、早速この日先生からクラスのみんなに療育のことを話していただけることになりました。息子がいる前で話すよりも、ちょうど療育日の方が伝わりやすいのではないかという配慮からでした。先生の心遣いには感謝してもしきれません。ありがたかったです。
息子がいない間にどんな風に伝えられるのだろうという不安は全くありませんでした。
先生がクラスのみんなに話してくださった後、先生がその時の様子を教えてくださいました。みんなは真剣に聞いてくれていたこと、共感してくれていたことが嬉しかったです。もちろん、特別扱いをしてほしいわけではないので、その点についても先生から見守ってあげて欲しいことを伝えていただいたようです。
恵まれた環境に息子がいられること、これは当たり前でないので息子とも嬉しい気持ちを共有しました。
その後、療育の日は、これまでもクラスのお友達は優しかったですが、それ以上にあたたかく送ってくれるようになりました。(何度も言いますが、決して特別に接して欲しかったわけではありません。またまわりのみんなも他のみんなと変わらずに接してくれていました。)
息子も前よりも更にのびのびと小学校生活を送れているように感じました。
行事も特に問題なくこなし、落ち着いていました。
このころ、療育では運針の練習が始まっていました。手先を使うことが苦手な息子にとってかなりハードルの高い課題でした。以前にも暴露しましたが、母は裁縫道具と相性がよくないのです。(笑えません 笑) でも息子は、いずれ学校でもぶち当たることになるので、その前の練習と思って取り組もうと決めました。
まずは糸を通すことからです。針と糸を用意し、ものすごくざっくりですが、息子に見本を見せてからその場を離れました。雑なかあちゃんです(笑)。かなり難しいことは息子も理解できたはずです。糸が通ったら教えてねと言って離れたのですが、あれれれれ?!できた!早っ!もしや母ちゃんよりセンスあるのでは?見に行くと、しっかり針穴に糸が通っていました。二人でガッツポーズです。息子は最初の難関突破です。そしてすぐにまた次の関門が待ち受けています。
玉結びです。これもまた隣で何度か見本を見せて、またそばを離れました。
最後の最後でうまくいかず、これはかなり苦戦しましたが、根気よく頑張りました。そして格闘後(10分ぐらい?)、できた!と聞けました。達成感があったようで、またまた二人でガッツポーズです。糸通しと玉結びを何セットが練習してこの日は終わりにしました。
運針のお話はまた改めてしていきたいと思います。
また長くなりそうなのでまた次回にお話させていただきます。お読みいただきましてありがとうございました。
体調にはくれぐれも注意して、自分へのご褒美も忘れずのんびり過ごしてくださいね。
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