メルマガ「のーんびりんぐ通信 46号」のバックナンバーです。
前回は、一年生の集大成とも言える発表会での悔しいお話でした。今回は二年生になってからのことを書いていきたいと思います。
後悔と反省だらけの発表会から少ししてから、春休みになりました。気持ちを切り替えて次の学年準備を整えました。
春休みは毎年、一大イベントがあります。ピアノ発表会です。詳しくはまたの機会にお話しますが、息子は小学校入学と同時にピアノを習い始め、これが初めての発表会でした。
息子は一人で二曲、私との連弾で一曲を披露します。この日は母にとっても一大イベントで一番緊張する日です(笑)。息子は堂々とステージに立ち、大きく成長を感じさせてくれました。
これで春休みの充実度が決まります(笑)。達成感を味わった状態で次の学年に進級です。
二年生になると、息子のクラスだけ担任の先生が持ち上がりになりました。息子はもちろん、私もとても心強く安心することができました。
療育も引き続き月二回通所していました。療育の日は、昼休みが終わるころに迎えに行くスタイルは変わらずで、クラスのお友達も行ってらっしゃいと見送ってくれて、恵まれた環境に感謝してもしきれません。
療育では、最年少の1年生から一つ学年が上がり、クラスが変わりました。これまでは一年生から六年生まで年齢が散らばっていたのですが、二年生になると息子が一番上になり全員で六名でした。息子は一つしたの学年の一年生の前でかっこよくと意識できたようで、(母の刷り込み成功 笑)、やる気満々でした。
このクラスでは、年齢が近かったこともあり、他のお母さんたちともすぐに打ち解けることができ、リフレッシュできる大切な時間でもありました。
普段はなかなか息子のことをオープンにできなかったので、気を遣わずにいられる環境はとてもありがたかったです。
学校では、まずは大きな行事として運動会がありました。二回目でもあったので、親子共に気持ちに余裕があり、大きなトラブルもなくこなすことができました。また成長を見せてくれました。
運動会の後の水泳授業は、スイミングスクールに通っていたこともあり、抵抗なく取り組めたようです。学校での様子は、すべてを把握できていたわけではありませんが、学校からの恐怖の電話もなく(先生ごめんなさい 笑)、安心するようにしていました。
夏休みに入る前の療育で、学校に迎えにいくと担任の先生からある提案がありました。
私は、息子が何かやらかした?とバクバクして構えていたのですが(息子よ、すまぬ 笑)、それは思ってもいなかったお話でした。
クラスのみんなに息子の発達障害のことを話して共有したいという内容でした。考えてみると、親からも息子に障害の話はしたことがなく、療育も幼稚園から通っていたので息子にとっては生活の一部のようになっていました。息子や娘から特に何も聞かれなかったので、わざわざ話題にすることもなかったのです。ただ、発達障害という告知は二年生の息子には重い気がしていたので、先生には即答できずにいました。
話を更にきいてみると、「障害」という言葉を使うのではなく、療育とはどういうものか、どうして通うのかを伝え、クラス全体で助けあっていけるような環境づくりをしていきたいとのことでした。
もう涙がでそうでした。この先生が担任で本当によかったです。
この時は、夏休み中にゆっくり息子に親からも話してみるということで終わりました。
そして、夏休みに入ってから息子に話すことになります。この時は障害という言葉が使わずに伝えました。
またまた制御がきかなくなりそうなので、詳しくは次回にお話したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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