メルマガ「のーんびりんぐ通信 39号」のバックナンバーです。
前回は幼稚園卒園式までのお話をしました。今回は、小学校入学と療育についてお話したいと思います。
タイトルが、ドラマ(私も好きで観ていました)のパクリみたいになっていることに気づきました(笑)。
それはさておき、本題です。
卒園式を終え、小学校生活の準備をしながら、入学式を待ちました。
そして迎えた当日、新しいスーツを着て元気いっぱいで希望に満ちあふれた息子と一緒に学校へと出発しました。
受付を済ませた後は、六年生のお兄さんが教室まで連れていってくれます。
息子とは一旦ここでお別れです。成長した後ろ姿を見ながら胸がいっぱいになるのと同時に、息子が六年生になったら、お兄さんのようにできるかな?と、気の早いことを考えてしまいました。
息子とお兄さんの後ろ姿が見えなくなってから、保護者は体育館に入りました。
入学式がはじまりました。
クラス毎に順番に新入生が入場してきます。息子のクラスの番になりました。隣の女の子と手をつないで堂々と入場してきました。まだ体も小さく、とても可愛かったです(親ばか全開をお許しくださいね)
入学式は、スムーズに終わり集合写真のあと各教室に入りました。
担任の先生は、とてもはつらつとした女性の先生で、子どもが大好きな様子が伝わってきました。笑顔も素敵な先生で、とても明るい小学校生活のスタートとなりました。帰り際に、隣の席の女の子にも「よろしくね」とちゃっかりお願いして入学式が終わりました。
次の日からは本格的に小学校生活がスタートしました。
入学前に校長先生に療育に通うことを伝えていましたが、担任の先生にもこれまでの経緯とともに、今後は月に二回の療育に通うことなどを書いた資料を息子からお渡ししました。
先生からは連絡帳で返事をいただき、療育で早退する件も了承していただきました。何か、あったら遠慮なくおっしゃってくださいとも言っていただき、感謝しかありませんでした。とても心強く、安心して小学校に通わせられると思えました。
入学してからすぐに、初回の療育がありました。給食後に学校に迎えに行くと、ちょうどお昼休みでとても賑やかでした。息子は帰る準備万端で先生と一緒に待っていました。
先生は、にこにこしながら学校での様子を教えてくださいました。ざっくりですが、みんなと一緒に頑張ってますよと一番嬉しい言葉も聞くことができました。息子も学校生活は楽しいようで、お友達の名前も教えてくれました。母はそれだけで、十分でした。
幼稚園からのK療育を卒業し、小学校からはO療育に月に2回通所します。
余談ですが、この時妹は幼稚園の年中クラスでした。O療育では、帰宅が七時すぎになるため、幼稚園の預かり保育は利用できません。幼稚園や家の近くで、預かり保育をお願いできるところもないため、妹もO療育に連れて行くことにしました。
幸い、O療育には見学できるマジックミラー室の隣にテーブルが置いてあり自由に利用することができたので、娘が飽きないように色々なグッズ持参で付き合ってもらいました。他のお子さんもいて、一緒に遊ぶこともあり娘なりに楽しんでくれていたようです。
O療育では、六人のメンバーで、子ども二人につき先生が一人で指導にあたってくださいます。息子の担当は、少々強面の男性の先生でした。←先生、ごめんなさい(笑)
実際はとても優しく、時にはとても厳しく、親にとっては何でも親身になって寄り添ってくださる、心強い存在で毎回助けていただいていました。息子も心を開いて、真剣に取り組んでいるようでした。
また、K療育との大きな違いとして、親の食事当番があることです。療育プランの中に、食事指導があり、偏食を改善し、マナーを守ってきれいにいただくことを目的としています。
幼稚園の時にも指導はありましたが、今回は(1)テーブルを拭く (2)消毒する (3)お茶を入れて運ぶ (4)食事を運ぶと係があり、全員で話し合って決めてから動くという少しハードルが高い目的があります。
親の食事当番は、ご飯、おかず二品、汁物(お惣菜を利用してもよく、ご飯とおかずは少量でよい)を子どもの人数分用意して持参します。当日は、時間までに来ている親全員で手分けをして、レンジで温めたあとお皿に一人分ずつ盛り付けます。夏場は、特に食中毒の心配もあり、配慮が必要でした。持参する時は、偏食がある場合は苦手な食材を使用したり、お箸を使う練習になるように豆など細かいものを取り入れたり工夫しました。
マジックミラー室以外で使った部屋とトイレの掃除も親たちの役目でした。
食事準備が始まると、バタバタと時間が過ぎていきますが、それまでのマジックミラー室での見学時間は他の親御さんとの情報交換や悩みを共有することもでき、貴重な時間でした。
小学校生活と療育はどちらも新しいスタートになりましたが、恵まれた環境であると改めて感謝しました。
長くなりましたので、息子の療育内容についてはまた次回以降にお伝えしたいと思います。
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