発達障害の子供の育児、療育、学校生活について書き綴ったメルマガ「のーんびりんぐ通信 74号」のバックナンバー(抜粋)です。
前回は息子をのぞき見するニヤニヤおかんで始まり、暴走モードで終わりました。
学校での息子をガッツリ見られる行事盛りだくさんの日々が過ぎ、また日常に戻りました。
無事に中学校初めての大きな行事をこなせたこと、とても逞しくなりました。
二学期の大きな行事は終わり、いつものペースに切り替えです。相変わらず自分から話してくれることはあまりなかったですが、毎日自分で早起きして無事に出発帰宅ができれば十分でした(自分洗脳大事)。
帰宅後、手を洗ってからお風呂に入るまでの時間(息子は帰宅後すぐにお風呂に入りたいタイプです)と夕ご飯中は貴重な会話タイムになっていたので、母は誘導尋問のように前のめりで聞くようにしていました。
もちろん、息子が母の尋問面倒だなあモード発令中と感じたら、こちらも引き気味にしていました。平等に娘の話も聞きたいのでご飯中は首の向き変えと相槌、しゃべりと母はかなりうるさかったと思います(笑)。この時は、食事中にテレビをつけない習慣を続けてきてよかったと改めて思いました。
あっと言う間に二学期が過ぎ、冬休みにはいりました。ここで母は、話す機会をなんとか作りたいと思い、少し前からの企みを実行に移しました。
夏休みの家庭科課題に料理があったので、そろそろ家でも何か作りたいと思い(誰もいっていない)お願いしてみました。息子はすんなり「いいよ」と言ってくれて、母の作戦が大成功。お願いしたのは揚げ物です。
毎年、年越しそばに天ぷらを載せていただくのですが、母は天ぷらがどうも苦手・・いや、息子に経験してもらいたくて、野菜切り、衣づくりからお願いしました。母、見守り隊に徹します。
ここで問題一つ発生です。母は何でも適当に調味料を入れているので、量がうまく伝えられません。計量するのはお菓子作りの時だけです。結局、衣の粉はストップと言うまで、塩などはいつも使っているスプーン(計量タイプ持っていない)を使ってお願いしました。
時間はかかりましたが、野菜も無事に切り終わり、いよいよ揚げていきます。

初めての息子がやりやすいように、おたまにころもつきの野菜を入れて、ニトリル手袋をした手で油に滑らせる方法にしました。最初は手袋をつけているとは言え、衣の感触をとても嫌がっていた息子でしたが、油に入れ始めたら時間が勝負と呪文のように唱えてた母が立っていたので、必死に入れていました。やっていくうちに慣れて気にならなくなったようです。
とここで油の様子を見てみると、にょにょにょ??きれい!上手い!私がつくるかき揚げより形もそろっているしこんもり具合も絶妙です。息子、センスある!親バカ全開スイッチが入った母はとにかく息子を褒めて褒めて褒めまくりました。息子も調子に乗って、どんどん揚げてくれます。
投入したかき揚げに油をかけながら一丁前に腰に手をあてて職人気分です。母はかき揚げこんなにきれいにできないと言うと、息子は「これは簡単。得意になった」と一言。次回からは、ぜひお願いしたいと言うと息子も即OK。よっしゃ!母の目論見にはまったくれた息子よ、ありがとう!本当に上手で、とっても美味しかったです。
かき揚げマイスターに認定された息子は、終始満足げな様子でした。母、家でもニヤニヤ発動です。これができたら、揚げ物全般お任せできるかもと欲張りな母は、次の計画を進めていくことにしました(イヒヒ 笑)
年末年始はゆっくり過ごし、冬休みが終わりました。三学期が始まると、大きな行事としては合唱コンクールがあります。二学期のうちにピアノ伴奏をきめるオーディションがありました。息子も参戦したのですが、残念ながらなれませんでした。悔しそうにはしていましたが、朝練で伴奏を頼まれることがあり、それだけでもよかったと思えたようです。
本番も一所懸命歌っている息子が見られ、ニヤニヤはもちろんですがウルウルも止まらない母でした。
三学期も無事に終わり、一年があっという間でした。いよいよ二年生です。後輩たちが入学してきます。これからの成長に不安もありましたが、楽しみの方が大きかったです。
またとまる気配がなくなってきたので、また次回以降にしたいと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
自分へのご褒美、休憩を忘れず元気にお過ごしくださいね。
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