中学生活のぞき見 (メルマガバックナンバー)

発達障害の子供の育児、療育、学校生活について書き綴ったメルマガ「のーんびりんぐ通信 71号」のバックナンバー(抜粋)です。 


中学校に入学して一カ月たった頃、学校公開がありました。もちろん母は張り切って一日ガッツリ見に行きます。

教室に入って息子の姿を確認し、またニヤニヤが止まらない母(ここから不審者登場です 笑)。中学校での授業風景は初めてです。一年前には、息子と一緒に説明会で先輩方の授業を見せていただく立場だったので不思議な感覚はありあしたが、真剣に取り組む姿とその成長がとても嬉しかったです。

一限目が終わり、廊下にでているとなんと嬉しい光景が! あまり人と絡むことのない息子ですが、この日は違いました。ロッカーの前でクラスのお友達と談笑している息子の姿をキャッチしました。もう母は嬉しすぎて、ニヤニヤ、ニタニタが止まりません。(再び不審者登場。前述と同一人物と思われる 笑)。

ずっと見たかったこの光景、息子と目が合わないようにじっと見つめていました。今日はすべてよし!もう丸一日みたぐらいの気持ちで満たされましたが、初めての学校公開なので最後まで見守ろうと決めました。

校庭で体育の授業も見ることができました。体育が苦手な息子ですが、リレーの授業でほかのお友達と同じように声援を受けながら、頑張って走っていました。ずっとニヤニヤが止まらない母でした。

朝の嬉しい光景のまま息子の学校での様子を知ることができ、とても満たされた一日でした。お友達と遊びに行くようなことはありませんでしたが、これで十分だと思えました。
この光景が続けて見られるかは分かりませんが、学校生活で一瞬でもそんな時間があることをプラスに考えようと思えました。

息子が帰ってきてからも学校でのお話を聞きました。授業のことや先生のこと、クラスのことなどなど、楽しそうに教えてくれました。あらためて、この学校に行かせてよかったと思えました。

あまり、自分からは話してくれない息子でしたが、毎日寝坊せずに起きて、出発する、これで百点満点だと思っていました。何でも知りたい母でしたが、そこはぐっと我慢してタイミングを見計らって聞く作戦に切り替えました。
中学校に入った頃から、根掘り葉掘り聞くと、あからさまに鬱陶しそうな顔をされることがありました。ショックではありましたが、これもある意味成長と言い聞かせることにしていました。

例のタイミングは意外にも毎日ありました。このチャンスを逃しても次の日にはまた機会が訪れるのです。それは、息子が学校から帰ってきた時です。手洗い後、必ず顔を合わせるので、ただいまと同時に母はチャンスを逃さまいと前のめりで構えます(変なおばさんです 笑)。そうです。この時間の息子が一番元気なのです。朝は、早いからかテンション低い目なのです。なので、おはよう以外は無理に話しかけず、出発見守り隊に徹します。

息子の帰宅後が一番落ち着いて話ができるので、(母は一番忙しい時間ですが)大事にしようと思い、じっくり話を聞くようにしていました。(母の質問攻めに付き合ってくれていただけとも言えますが)

一学期はあっという間に無事に過ぎました。中学校では、発達障害のことは特に伝えていなかったのですが、小学校の時のような恐怖の電話(先生、ごめんなさい)もなく穏やかに過ごせたことがありがたかったです。

二学期は行事も多く、息子をのぞき見できる機会も増えるので楽しみでした。
またまたニヤニヤが止まらなくなりそうですので、二学期以降ののぞき見レポートは次回にしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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